クリソベリル
クリソベリルはベリリウムとアルミニウムの酸化鉱物で、ペグマタイト中、雲母片岩中、苦灰岩中に産出します。
キャッツアイやアレキサンドライトなどはクリソベリルの変種です。
特徴
別名は「金緑石」といいます。その名のとおり緑色から金色(黄色)までの美しいカラーバリエーションがあります。
クリソベリルという名前は知らなくてもアレキサンドライトやクリソベリルキャッツアイは聞いたことがあるという方もいるかもしれませんね。
これらは仲間というか”同じ石”です。クリソンベリルの”変種”ですが、同じ石であることには変わりありませんからね。
変種であるアレキサンドライトやキャッツアイは驚くほどの美しさ、宝石質を持っており非常に高価ですが、生粋?のクリソンベリルは彼らほどの賛美は与えられていません。
ただ、アレキサンドライトやキャッツアイはクリソベリルの変種であることは頭の片隅に置いてあげてほしいです。
少々強引なイメージとしては、どこにでもいる普通の両親から神童が2人産まれた感じでしょうか。
アレキサンドライトとキャッツアイの良いところを合わせ持った究極の石も、奇跡の確率で誕生することがあります。
「アレキサンドライト・キャッツアイ」と名付けられていますが、まさに”クリソベリルの本気”といったところでしょうか。
ちなみに、クリソはギリシャ語で「金」の意味です。
効果
クリソベリルは邪念や邪気といったマイナスエネルギーから守ってくれる効果が強いといわれています。
また、予言の才能を開花させる力を持つともいわれています。
このことから、身を守ってくれるといよりも、危険を察知して無意識に避けることができる…と表現するのが正解なのかもしれませんね。
豊かな生活、幸せな生活を手にするための道を指し示してくれる役割も果たしてくれるでしょう。
直感力が増す効果も挙げられますが、これも”予言の力”から派生したものだと捉えて問題ないでしょう。