スピネル
スピネルはコランダムグループと混同されることが多い石です。
エネルギー的に見てもルビーやサファイアに劣らない、素晴らしく強い力を持つ石です。
多くの色を持つ石ですので、色ごとにある程度エネルギー特性の違いは見られますが、スピネル全体の特性としては、強力なエネルギー活性と自分自身の核を強め、自己実現や目標達成への強力なサポートとなるというものです。
スピネルの持つ活性の力は生命エネルギーを高め、日々の生活を張りのあるものにしてくれます。
目標達成については経営、事業等と言うよりは、個人的なレベルのもので、仕事、試験から恋愛に至るまで、思いを強化し、現実化する為の強いサポートとなります。また、改善が難しい悪習間を絶ち、自己改善を行うにもスピネルは良い助けとなってくれる石です。
言い伝え
長い間ルビーやサファイアなどのコランダムグループとの区別がつけられず、ルビーやサファイアとし流通していました。
間違いの有名な例としては、イギリス王室の戴冠式用の王冠に飾られている「黒太子のルビー」は実はレッドスピネルであり、実際肉眼で、両者の見分けをすることは非常に困難です。
アンバー（琥珀）やパール（真珠）などと同じく生物活動によって生じた石であり、元々はアンモナイトの化石です。成分は主として、真珠の成分と同じ「霰石」（アラレ石/aragonite）ですが、
時にカルサイト、パイライトなどの鉱物を含むこともあります。
1990年代の後半、日本の風水業界においてアンモライトが注目を集めだし、気の流れを高めて幸福と解毒作用を強める石とされました。
成長、知性、財産を高めるルビー赤、エメラルド緑、琥珀黄のコンビネーションが最ももてはやされ、現在でも日本はアンモライトの最大の市場となっています。
鉱物学
スピネルは化学組織の異なる21種の鉱物群からなるグループ名であり、宝石として知られるもののほとんどがマグネシアスピネルに分類されます。
多彩な色を持ち、良質のルビーやサファイヤに酷似するレッドやブルーの美しいもの、ピンク、パープルなどのカラーバリエーションが見られますが明るいグリーンのものは知られていません。
スピネルという名前は「端」のあるという意味の＜Spina＞に由来します。
パワーストーンとしての側面
様々な取り組みや領域にエネルギーを与えてくれる石。
緊張や勝負の時にとがった神経をなだめる効果があり、どんなに困難そうに見えても、最善の道へ導いてくれます。
その結果、成功や繁栄をもたらす効果があると言われています。
